入浴中はソーダ水の風呂に入ったように全身に気泡がつき、浴後は爽快な気分になれます。
【ラジウム温泉とは?】
ラジウム温泉は地底の中で天然の放射線を放出している放射性鉱石で、常時アルファ・ベータ・ガンマー線を放出しています。
ラジウムが水を通過しますと放射性を持つラドンとトロンというガス体が発生します。
地下水が放射性鉱石の近くを通って湧いて出たのが即ち<ラジウム温泉>
です。
ラドンとは、ラジウムが壊れていく過程で自然に発生する気体のひとつで地球上でもっとも少ない元素です。
また、ラジウム温泉は体内の停滞している老廃物を取り除き、自律神経系統の復調に効果を示します。これにより自然治癒能力が高まり、さまざまな病気に対して効力が発生します。
【ホルミシス効果とは】
1982年、ミズリー大学のトーマス・D・ラッキー教授が、「低レベルの放射線を浴びると、生体の様々な活動を活性化する」生体効果を『ホルミシス効果』と発表し、世界中の放射線学者の注目を浴び、多くの研究がなされるようになりました。(1982年12月号米国保健物理学雑誌)
それまでは「放射線は有害な物」と信じていた多くの人々に大変な衝撃を与えたのです。つまり、放射線はたくさんの量を一度に浴びれば様々な悪影響をもたらすのですが、適度な量と時間をかけて与えれば細胞を刺激し免疫向上に役立つことが証明されました。これを「放射線のホルミシス効果」と呼び病気に対処する新たな方法として世界中の学者、医学関係者から注目を集めているそうです。
<適応症>効能
神経痛 リュウマチ 神経炎 痛風 創傷
喘息 慢性皮膚炎 神経麻痺 貧血 心臓病
更年期障害 慢性婦人病 胃腸病 肝臓病
高血圧症 動脈硬化 糖尿病 慢性消化器病
アトピー etc
延寿の湯 上がり湯 総檜(ひのき)風呂 |
福寿の湯 入浴時間 午前6:30~11:30 午後12:30~21:30 (両湯とも) |
せっかくの温泉だからといって何度も長時間入浴するのは体への負担がかかって逆効果です。
源泉の入浴は、初めは1日2回位(15分)、体が慣れてきたら1日3回位(30分)にしましょう。
まず最初は温かい上がり湯に入り、毛穴を開いてからラジウムに入浴すると効果的です。
最後は上がり湯で体を温めてから出ましょう。
尚、当館社長と女将は入浴指導員の資格を持っておりますので何なりと御相談ください。
(注)上記でご紹介した入浴方法はあくまでも参考です。ご自分の方法で入浴されても十分に効果はございます。
わからないことがあれば何なりとご質問ください。
※ 恐れ入りますが刺青(タトゥー)のあるお客様の入浴はご遠慮ください。
<ラジウム吸入法>
ラジウム温泉から発生した蒸気ガス(ラドン)を吸収することによって体内に取り入れる療法です。
薬効成分がのどや気管支に作用し呼吸器の疾患に高い効能があるといわれております。
入浴中に湯煙を吸っているだけで成分を取り込めます。
<温泉の転地効果>
山を眺めたり、澄んだ空気の中で川のせせらぎに耳を傾けたり、自然の中に身をおいて心や体の調子が良くなる
「転地効果」
増富はまさに恵まれた自然環境にあります。